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11匹のねこ

 

馬場 のぼる 著

 

あらすじ
はらぺこの11匹のねこがさかなを見つけました。11等分すると一切れはわずか。

じいさんねこからもっとおおきいさかながいると聞いたねこたちは、湖にいかだで乗り出しました。

何回も捕獲にチャレンジし、やっとのこと寝ている大きなさかなをつかまえました。

あまりに大きいさかななので、みんなに見せてから食べようと約束しました。

ところが、夜が明けてみると大きなさかなは骨だけになっていて、ねこたちはみんなたぬきのお腹になっていました。

 

感想
マンガチックな絵が、ひょうきんな猫たちのしぐさを表すのにあっています。11匹のねこが律儀に小さな魚を分けたのに、ラストはお腹いっぱい食べてしまったというのが実に猫らしく(猫らしいとはなんぞや)笑わせてくれました。

 

読み聞かせには
幼稚園、保育園の年長さん、小学校低学年の子どもたちに。

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