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とってもなまえのおおいネコ
ケイティ・ハーネット 作
松川真弓 やく
評論社
2018年4月発行
あらすじ
はなさきどおりにとても忙しい猫がいました。なぜかと言うと、街中の人にさまざまな名前で呼ばれかわいがられていたからです。朝一番はグリーンさんの家で朝ご飯。絵のモデルをしたり、女の子のダンスの相手をしたり、猫は誰も訪れないマレーさんの家を除いて、はなさきどおりの家を全部訪問していたのです。その家に猫は宅配便の荷物とともにやって来ました。猫の姿が見えなくなり、街中の人が探し始め、みんなが探している猫が同じだと気づきます。マレーさんの家に住みだした猫を訪ね、今では近所の人たちがやってくるので、静かだったマレーさんの家は賑やかになりました。
感想
柔らかなタッチの絵がお話と合っていて、物語もほのぼのとしています。猫は癒し系だと改めて思わせてくれた一冊です。この作品は2017年のケート・グリーナウエイ賞候補作になったそうです。
読み聞かせには
年長さんから読めますが、大人が一番癒されるのではないかと思います。
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