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なんげえはなしっこしかへがな
北 彰介 文
太田大八 絵
BL出版
2018年11月発行
あらすじ
津軽弁で語られる昔話の果てなし話。果てなし話とは、昔話がおもしろくて「もうひとつ」「もうひとつ」といくらでもせがまれるのを止めさせるために終わりのない話を語るというもの。七話収録。その中の一話「かっぱ」は八万八千八百八十八匹の子どもがいるかっぱが子がっぱに泳ぎを教える様子を語った話。一匹ずつ飛び込む音「ドボンスイスイスイ」が延々と続き一番最後の子がっぱが飛び込むまで八年と八十八日かかったという言葉で締めくくられています。
感想
小学校1・2年生に読み聞かせしました。津軽弁がわかるかしら?途中で飽きないかしら?などと不安もあったのですが、子どもたちはお話の世界にどっぷりとつかって、締めの何年と何日かかったというところで毎回驚いていました。語られる昔話はデジタル世代の子どもたちにも心地よいものだったようです。
読み聞かせには
数が分かる小学生が適していると思いますが、年長さんでも聞けると思います。
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