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トルーシー・トルトルとトラ
ヘレン・スティーヴンス さく
ふしみ みさを やく
BL出版
あらすじ
小さな女の子トルーシー・トルトルのパパは、大泥棒。トルーシーはパパに泥棒はダメなんだよと言いますが、パパは笑っているだけです。
ある日、動物園にやってきた二人。パパはせっせと盗みます。それを知ったトルーシーは怒って飼育係さんにうちのパパをトラに頼んでおしおきしてくださいと言いました。ところが、その声を聞いていたのはトラでした。トルーシーがトラの檻の前のフックにかけた鍵をトラは上手に取り、檻を開けてしまいました。トラはパパのズボンをくわえ、持ち上げました。このおしおきで、パパは盗んだ物を持ち主に返しました。動物園で働くことになったパパ。今ではトラとトルーシーとパパは大の仲良しです。
感想
パパの泥棒が、赤ちゃんのガラガラだったり、へびのたまごだったりと笑えるしぐさだったのとトラのお仕置きがかわいらしいものだったので、妙に安心しました。動物がやさしく描かれた絵で、ほっとする一冊でした。
読み聞かせには
幼稚園・保育園の年長さん、小学校低学年の子どもたちに。
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