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くつやのドラテフカ ポーランドの昔話
ヤニーナ・ポラジンスカ 文
ワンダ・オルリンスカ 絵
足達 和子 訳
あらすじ
昔、あるところに、若く、貧乏なくつやのドラテフカがいました。カバンにはパンがひとつだけ。村から村へ旅して、古靴をなおして暮らしていました。
旅の途中、アリ塚が壊されているのを見て、散らばった塚を集めてあげると、女王アリが「ありがとう、あなたがお困りの時は私たちが助けましょう」と言ってきました。その後も蜂を助け、カモに自分のパンをあげました。魔法使いの城に閉じ込められているお姫様を助けるためには、二つの仕事をやりとげ、謎解きをしなければならないと聞き、ドラテフカは挑戦します。
一つ目の仕事、砂とケシつぶをより分けるのは、アリがやってくれ、二つ目の仕事、沼に落ちた金の鍵は、カモたちが見つけてくれ、謎解きは、蜂が教えてくれました。ドラテフカはお姫様と結婚し、幸せに暮らしました。
感想
昔話の恩返し話です。話の展開もしっかりしていて、絵もお話と合っていて、安心して読めます。
読み聞かせには
幼稚園、保育園の年長さんから小学校低学年に。
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