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だいくとおにろく

 

松居 直 再話
赤羽 末吉 画
福音館書店

 

あらすじ

暴れ川に橋を架けることを頼まれた大工。「どうしたものか」と川を眺めていると、川底から鬼が現れ、橋を架けてあげるから目玉をよこせと言います。

翌日、橋はもう半分できていて、その次の日には出来上がっていて、鬼が目玉を要求します。鬼は自分の名前を当てれば、許してやってもいいと言います。大工は逃げた山の中で子守唄を聞き、鬼の名前を知ります。翌日、鬼との名前のやり取りの末「おにろく」と大工が言い当てると、鬼は消えてしまいました。


感想

昔話で土台はしっかりしているし、文に無駄がなく、絵はこれしかないでしょうと思える美しさで、安心して読める本です。小学校1年生に読み聞かせしたところ、いつも騒がしい子どもたちが、聞き入っていました。


読み聞かせには

幼稚園・保育園の年長さんから小学校低学年の子どもたちに。

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