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ゆきむすめ ロシアの昔話
内田莉莎子 再話
佐藤忠良 画
福音館書店
あらすじ
ある冬のこと、子どものいないおじいさんとおばあさんが雪で作った女の子が歩き出しました。ゆきむすめはみるみる大きく、美しくなり、二人はゆきむすめをとてもかわいがりました。ところが春になるとゆきむすめは元気がなくなってきました。やがて夏になりました。
外に誘いに来た女の子たちと森へ出かけたゆきむすめ。夜になり、たき火のとびこえごっこを始めた女の子たちにはやし立てられるまま、ゆきむすめはたき火を飛び越えました。ゆきむすめの姿は見えなくなり、ゆげが細い雲になって上へのぼっていきました。
感想
お話と絵の雰囲気がとてもあっていると思います。女の子たちの笑い声が、無邪気なだけに残酷な子どもの姿を現していると思いました。
読み聞かせには
保育園幼稚園の年長さん、小学校低学年の子どもたちに。
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