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チャーリー、こっちだよ
キャレン・レヴィス さく
チャールズ・サントソ え
いわじょうよしひと やく
BL出版
2020年6月発行
あらすじ
[だれでもぼくじょう]は心や体に傷を負った動物たちが安心して暮らせるところ。山羊のジャックが誰にも近寄ってほしくないのを皆知っていますが、新しくやって来た片目の見えない馬のチャーリーはジャックに近づいてしまいました。怒ったジャックでしたが理由がわかると遠くからチャーリーを眺めるようになり、やがて「チャーリー、こっちだよ」と声をかけ一緒に行動するようになりました。
ある日、友達を作ったらと言うチャーリーに怒ったジャックはひどい言葉をかけてしまいます。気まずい雰囲気が流れたその時、突然嵐がやってきます。木の下敷きになってしまったチャーリーを助け出すため、誰ともかかわろうとしなかったジャックですが、助けを求めに皆を呼びに行きます。助け出されたチャーリーと皆と小屋で嵐が去るのを待つ間、ジャックは心が温かくなるのを感じました。お互いに謝り合ったチャーリーとジャックはいつまでも一緒に歩き続けるのでした
感想
実話をもとに作られたお話だそうです。硬く閉ざされた心が友情により開いていく様子がよく描かれていると思いました。やさしいタッチの絵がお話の雰囲気によく合っています。
読み聞かせには
小学校低学年から大人まで。
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